東京交通新聞
令和5年8月14日付一面記事より引用(抜粋)
女性営業所長が活躍・居心地の良い
環境を作りたい
東京タクシーグループで今年5月から、東京タクシー城北(足立区)と新光タクシー(同)の二つの営業所の所長を務めているのが、Kさんだ。
「この業界は福利厚生があまりない。乗務員は個室で仕事をし、いろいろストレスがある。皆さんとコミュニケーションを取りながら、営業から帰ってきて居心地の良い環境を作りたい」と抱負を語る。~(中略)~
一方、「女性だから気づくことも多いはず」と、まずは、点呼場の掲示物が見やすいように整えた。熱中症防止に、乗務員に塩あめを配っている。今後の人材採用を考慮し、休憩室のレイアウト変更も考えている。
目下、メンタルヘルス関係の資格の取得に向け、勉強中だ。「乗務員へのカスタマーハラスメント(顧客・利用者からの嫌がらせ)が後を絶たない。心をケアし、痛みに寄り添えればと思う。私のほうが乗務員から優しい言葉をかけてもらったり、体の心配をしてもらったりして助けられている」と話す。(後略)~